離乳食のモグモグ期の進め方!どうしたらいい!?

離乳食の初期段階を始めてから約2ヶ月が経つと、

次の段階として、離乳食中期の「モグモグ期」に移行することになります。


生後5ヶ月から離乳食を開始し、順調に進んでいる赤ちゃんであれば、

今は生後7ヶ月になっていることでしょう。


生後7ヶ月になると、赤ちゃんはお座りが得意になり、

自分の力でしっかりと座ることができるようになってきます。


さらに、この時期は歯が生え始める非常に重要な時期でもあります。


離乳食の初期段階では、10倍がゆやペースト状の野菜、豆腐、白身魚などの

タンパク質を取り入れてきたことと思います。


ペースト状の食材から中期に進むと、豆腐のような固さになり、

小さな固形物を食べることができるようになります。


この時期は「モグモグ期」とも呼ばれ、赤ちゃんは舌を上下に動かし、

口全体を使ってモグモグする練習をする重要な時期です。


また、中期に入ることで試せる食材のバリエーションが一気に増えるため、

色々な食材を使って、楽しい食事体験をしてほしいと願っています。

離乳食前期からモグモグ期に移行する目安は?進め方は?

離乳食を進めるタイミングは、子供の食べ方の進捗に大きく依存します。


離乳食に関する書籍では、前期を約2ヶ月(生後5~6ヶ月)続けた後、

中期(生後7~8ヶ月)に移行することが一般的に記載されていますが、

最も大切なのは「子供自身のペース」です。


私の家庭では、中期を2ヶ月も続けていませんでした。


離乳食の本などの指針には、

中期は生後7~8ヶ月で約2ヶ月間とされていますが、


私たちは生後6ヶ月を過ぎた頃から、ゆっくりと離乳食を始めました。


しかし、実際に始めてみると、我が子はパクパクと食べる子で、順調に進み、

モグモグ期に入る頃には、子供茶碗の量以上を食べられるようになっていました。


そのため、子供の進むペースを考慮し、モグモグ期を短くし、

様子を見ながら離乳食後期に移行していきました。


2ヶ月という期間はあくまで目安ですので、子供の様子をじっくり観察し、

進むタイミングを決めてあげてください。


離乳食中期にも、前期から移行する際の目安があります。


・口を閉じて、上手にゴックンとモグモグができている

・一定の量(子供茶碗の量程度)が食べられるようになった

・2回の離乳食を嫌がらずに食べている


これらの様子が確認できれば、ゴックン期から離乳食中期の

モグモグ期に進んでも全く問題ありません。


赤ちゃんの食事の様子で判断されるため、

変化に気づけるよう、心がけたいものです。

離乳食モグモグ期の食材の固さや味付けなどは、どうしたらいい?

モグモグ期は、ゴックン期のペースト状の食材とは異なり、豆腐程度の固さになります。


最初はみじん切り程度の大きさから始め、

慣れてきたらおおよそ3mm程度の角切りの食材を試していくと良いでしょう。


離乳食前期では調味料を使用しないため、

野菜のだし汁や昆布だしを利用していたのではないでしょうか。


離乳食中期に入ると、無塩バターや砂糖を少量使えるようになります。

ただし、ほんの少しだけの使用にとどめ、風味付け程度に留めるのが理想です。

基本的には、離乳食は味付けをせずに薄味にすることが推奨されています。


赤ちゃんの頃から濃い味付けに慣れてしまうと、

成長した後も濃い味を好むようになる可能性があるため、注意が必要です。


また、赤ちゃんの消化器官はまだ未熟なため、

濃い味付けは負担になることがあります。


私自身、離乳食教室に参加した際も、

味付けは不要であるとの指摘がありました。


野菜だしや昆布だしは問題ありませんが、

離乳食の時期には本来の味を楽しんでもらうことが重要だと教わりました。

離乳食モグモグ期に気を付けること

食材が増えてくるこの時期は、前期よりもアレルギーへの注意が必要になります。


ささみなどの肉類や、卵、うどん、そうめんといった麺類、

アクの強いナスやオクラなどの野菜、乳製品であるヨーグルトなどが

食べられるようになります。


新たに試す食材にはアレルギーのリスクが伴いますが、

特に卵や乳製品はアレルギーが出やすいので、注意が必要です。


初めて食べる食材は「同時に2つ以上与えない」ようにし、

何かしらの症状が出た際に備えて「午前中に試す」ことをお勧めします。

離乳食モグモグ期に作りたいオススメレシピ!

離乳食中期に進むと、食べられる食材の種類が増え、

固さもみじん切りから柔らかい角切りの大きさのものが食べられるようになります。


この段階では、より本格的な料理を楽しむことができるため、

離乳食を作る楽しさが一層増してくることでしょう。


ここで、離乳食中期におすすめのレシピをいくつかご紹介します。


きなことバナナのオートミール

牛乳(または調乳したミルク) 小さじ4

バナナ 1/3程度

オートミール 小さじ4

きなこ 小さじ1

バナナを潰し、潰したバナナとオートミール、

牛乳を混ぜて、レンジで約30秒加熱します。

軽く混ぜ合わせて、きなこをふりかけて完成です。


オートミールは消化が良く、便秘対策にも役立ちます。


牛乳は通常1歳からと言われていますが、

しっかりと加熱すれば、離乳食として利用することが可能です。


まぐろと野菜の煮込み

まぐろ 小さじ2

さといも 小さじ1

キャベツ 小さじ2

野菜のだし汁 大さじ4

片栗粉 少々

とろみをつけることで、食べづらいまぐろも食べやすくなります。


そのままでも、おかゆやうどんなどにかけるのもおすすめです。


中期からは鰹だしや煮干しも使えるようになるため、和風の味付けも楽しむことができます。

離乳食中期に入ると、利用できる食材が増え、

料理を作る楽しさが一層増すことでしょう。


野菜やタンパク質をバランス良く取り入れることを心がけたいですね。

離乳食モグモグ期 まとめ

離乳食中期は、さまざまな食材を試すことができる楽しさと、

少し手間がかかる時期でもあります。


あまり無理をせずに、最近では市販のベビーフードも豊富にありますので、


それを上手に活用したり、食材を多めに作って冷凍保存しておくと、

離乳食作りがずっと楽になります。


また、離乳食を食べなくても、赤ちゃんはまだ母乳やミルクから栄養を得ているため、

あまり気にしすぎる必要はありません。


赤ちゃんが「食事をすることが楽しい」と感じることが、とても大切な要素です。


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