
2歳の子供を育てるということは、非常に愛らしく、感情に満ちた時期であり、同時に、
イヤイヤ期と称される難しい局面でもあります。
「何をするのもイヤ!」と駄々をこねられ、
感情的になってしまい、ついには2歳の子供に対して怒鳴ってしまうことも少なくありません。
その後、反省し、2歳の子供をどのように叱ることが適切なのか、
イヤイヤ期をうまく乗り越えるための方法が存在するのかと、悩みを抱えることになるでしょう。
子供の人格は3歳までにほぼ形成されるという医療関係者の見解を耳にすることも多いです。
しかし、母親としては「完璧な育児が求められている」と感じてしまい、
それがプレッシャーとなることも決して少なくありません。
この記事では、2歳の子供の叱り方や親子関係の築き方、1日の過ごし方、
さらにストレス発散の方法について詳しくご紹介します。専門家の意見を参考にしながら、
自分自身の育児スタイルを大切にすることが非常に重要です。
2歳の子供の叱り方とは?1日をスムーズに過ごす方法も!

2歳の子供は個人差がありますが、2語文を話し始める非常に重要な時期です。
叱る際には、シンプルでわかりやすい言葉を使い、冷静に教えてあげることがとても大切です。
さらに、可能であれば事前に子供に「どうしてこんなことをしたのかな?」と尋ねて、
子供の気持ちを受け入れることが非常に重要です。
大人が詳細に説明しようとしても、2歳の子供には理解が難しい場合が多いです。
感情的に怒鳴られてしまうと、「何が悪かったのか」を理解できず、
ただ委縮してしまうだけになってしまいます。
「これはお友達のおもちゃだよ。どうぞしようね。」
「叩いたら痛いよ。ママも泣いちゃうよ。」
こうした非常にシンプルな言い回しが効果的です。
否定的な言葉で「だめ!」と伝えるのではなく、
わかりやすく、伝わりやすい言葉を選んでしっかりと伝えるように努めましょう。
「そうだね、〇〇はこれがしたかったんだね。でも、危ないからやめようね。」
感情的に叱るのではなく、まずは子供を受け入れることで、
「親は自分を受け入れてくれている」と感じる心の安定感を育んであげてください。
ストレスが溜まると、どうしても感情的になってしまい、2歳の子供を叱ってしまうことがあります。
できるだけリラックスし、落ち着いて子供と向き合えるように努力してください。
イヤイヤ期の2歳児の子供と1日をやり過ごす方法

イヤイヤ期の2歳児と1日を上手に過ごすためには、
「お天気が良い日は公園に出かける」
「親子分離を目的とした、数時間から半日程度の預かりの習い事を利用する」
「支援センターに通う」といった方法が非常に効果的です。
「目の前にいる2歳児の息子(娘)と、今日はどのように過ごそうか?」
「今日も無事に2歳の子供との時間を乗り切ることができた!さて、寝よう。」
イヤイヤ期の2歳児と過ごすお母さんにとって、
1日の始まりと終わりは、一瞬途方に暮れるような気持ちになることが
あるかもしれません。何かしらの予定を入れ、
暇な日を作らないようにすることが非常に重要です。
●「お天気のいいときは公園に出かける」
おすすめの時間帯は8時から9時頃です。
お散歩ついでにやってくる幼稚園児や保育園児もまだ少なく、
ゆったりと公園で遊ぶことができるでしょう。
15時以降は小学生が下校してくるため、
大きな子供がいると遊びにくい場合もあるかもしれません。
絆創膏、虫よけスプレー、タオル、着替え、替えのおむつ、
おしりふきシート、水筒をリュックやママバッグに入れておくと、安心してお出かけできます。
●「親子分離を目的とした、数時間~半日程度の預かりの習い事を利用する」
年少から幼稚園児になる頃、2歳児はプレ幼稚園に通う世代でもあります。
週に1~2回のお預かりを行っている習い事を上手に活用して、
自分の時間を作ることができるでしょう。
月数千円で人気の習い事は、前年度に入会を締め切ることも多いため、
早めに行動して上手に利用してください。
●「支援センターに通う」
お住いの市区町村には「支援センター」や「児童館」と呼ばれる、
未就園児向けの遊び場が存在します。
利用時間は大体9時から15時くらいまでで、
お弁当を持参できる施設も多いため、うまく活用してみてください。
外に出る際、子供のわがままが原因で他の子供やママ友に気を使ったり、
周囲の目を気にしたりと、ママが委縮してしまう場面もあるかもしれません。
しっかりと子供と向き合い、危ないことがないように注意を払っていれば問題ありません。
あまりにも大人向けの施設(落ち着いたカフェやレストランなど)は
避ける方が良いですが、堂々と過ごしてください。
2歳児の子供と向き合うために!大事なストレス発散方法

2歳児に対して感情的に叱らないためには、
普段からママ自身がストレスを発散し、穏やかな気持ちで
毎日を子供と共に過ごすことができるよう努力することが重要です。
どんなに穏やかな性格の人でも、嫌なことが続くと気持ちが不安定になりやすいものです。
普段は心に余裕があり、細やかなことにも気を配れるのに、
イライラが募ると怒りたくなる気持ちも理解できます。
◎「旦那が休みの日に子供を見てもらい、ひとりで出かける時間を作る」
事前に晩ご飯を作り、洗濯物も干しておき、
旦那が休みの日に子供をお願いして、自分だけの時間を持つことを試みてください。
2歳児くらいになると活発になり、外遊びも楽しむ時期です。
父親の力で公園に連れ出してもらい、
昼寝をすればあっという間に時間が過ぎていきます。
◎「大好きなスイーツを手の届かない場所に隠しておく」
日々2歳児と過ごす中で、我慢することが多くなりがちです。
子供が寝静まった後に、一口甘いスイーツを楽しむだけで、あっという間に
心が満たされ、幸せな気持ちになれます。コンビニ限定のスイーツや、
期間限定の味などをこっそり試してみるのも素敵です。
◎「早朝または深夜に自分の時間を確保する」
子供の寝かしつけと共に自分も寝てしまう方は早朝、
寝かしつけ後も起きている方は夜から深夜の時間帯に
自分だけの時間を持ってみましょう。
誰にも邪魔されず、自分の好きなことに没頭できる時間は非常に貴重です。
この自由な時間を利用して家事を早めに済ませておくと、非常に楽になります。
子供が小さい間はストレス発散の手段も限られがちですが、
この自由な時間を最大限に楽しむことで、
子供たちとの楽しい時間を過ごせるように心がけてみてください。
まとめ

2歳児の子供の叱り方や、2歳児と共に1日を乗り切るための方法、
そしてストレス発散の方法についてお話ししました。
現在では核家族が主流で、育児は夫婦二人で協力し合って行っていることが多いです。
お互いに助け合い、家族の絆を深める努力をしてください。
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