
現在、世界中で深刻な影響を及ぼしている「新型コロナウイルス」。このウイルスは、私たちの生活をあらゆる面で揺るがし、特に教育の現場にも大きな影響を与えています。
学校関係者の中でも感染が確認されており、
子供を学校や保育園に通わせる親にとっては、
心配で不安な日々が続いているのが現状です。
とはいえ、休校を決定する学校は依然として少なく、
学校が適切な対策を講じないのであれば、
私たち親が子供たちを守るために、自ら手段を講じるほかないのです。
最近では、ウイルス対策の一環として、自発的に学校や保育園を
休ませる親が増加していると報告されています。
しかし、学校や保育園に休むことを伝える際に、
「大袈裟だ」「過保護だ」「他の子供たちはみんな来ている」
といった否定的な反応を受け、笑われてしまったという声も多く寄せられています。
このような状況から、学校と家庭の間での、“ウイルス対策”に対する
温度差を感じずにはいられないのが現実です。
子供も学校を休みたがらない!

また、親が子供を休ませたいと考えても、
子供自身が休むことを嫌がる場合も多いのです。
学校では、「ウイルス対策で休むなんて大袈裟だ」と
言われることが頻繁にあるため、子供たちもその言葉を気にしてしまうのです。
学校での友達との交流を、
家庭で待つ親が完全に把握することは難しいのが実情です。
もし学校から「ウイルスの感染拡大を防ぐために、
学校を休校します」との発表があれば、
親としても心の安らぎを得られるのではないでしょうか。
感染者が確認された地域だけでなく、
まだ感染者が出ていない地域でも、
問題が起こる前に、適切な対策を講じる必要があると強く感じています。
学校や園は、そもそもウイルスが広まりやすい環境

学校という場所は本来、限られた空間に、
さまざまな家庭から子供たちが集まる特性を備えています。
そのため、ウイルスが広がりやすく、また子供たちが各家庭に
ウイルスを持ち帰ることで、他の家族にも感染が広がり、
結果として様々な場所へと拡散してしまう危険性があるのです。
子供が保育園や幼稚園に入った途端に、
家族がさまざまな病気にかかることが多いのは、
実際に経験したことがある方も多いのではないでしょうか。
感染力の非常に高い新型コロナウイルスが、
学校や園に少しでも侵入すれば、
瞬く間に広がる可能性が高い状況と言えます。
「新型コロナウイルスによって子供が重症化した」という
具体的な報告はまだありませんが、
これほどまでに感染力が強く、また死亡者も出ている現状を考慮すると、
やはり懸念すべき事態であることは間違いありません。
親が学校に自主的に休校してほしい本当の理由

親が学校に自主的に休校を求める理由は、
「休みたがらない子供を無理に休ませたい」という気持ちから来ているのです。
しかし、これに加えてもう一つの理由として、
「自分の子供だけを休ませると、学校の授業が遅れてしまう」
という懸念もあるのではないでしょうか。
休校期間中、他の生徒は授業を受け続けるため、
自分の子供だけが大幅に遅れを取ってしまうリスクが高く、
少数派の生徒に対して補習を行ってくれることも期待できません。
そのようなリスクを抱えながら、
いつ終息するかも見通せない状況の中で、
自主的に自分の子供だけを休ませることは、
非常に難しいのが実情です。
これらの背景を考慮すると、親たちは、
学校の自主休校を強く願っているのかもしれません。
まとめ

新型コロナウイルスに関する問題は、未だに終息の目処が立っていない状況が続いています。
むしろ、日々報道される感染拡大のニュースに、
「明日は我が身」との不安を抱えながら生活する日々が続いているのです。
それにも関わらず、子供を守りたいという親の願いとは裏腹に、
学校を休ませることができない理由も存在しています。
どうか、これ以上の被害が広がる前に、
「大袈裟」といった反応ではなく、
各学校や保育園には適切な対策を講じてほしいと心から願います。