- 皆さんは、絵本を購入したことがあるでしょうか?幼い頃、両親や幼稚園の先生に読んでもらった経験がある方も多いのではないかと思います。
大人になって、今度は自分が子どもに絵本を選ぶ立場になると、どの絵本を選ぶべきか悩むことがあるかもしれません。
書店に足を運ぶと、数えきれないほどの絵本が並んでおり、どの物語が子どもに合っているのか判断に困ることもありますよね。
そこで今回は、どの絵本を選ぶべきか迷っているあなたのために、絵本の種類や避けるべき絵本について詳しくご紹介したいと思います。
絵本の種類
書店の絵本コーナーには、実に多様な絵本が所狭しと並んでいます。
日本の昔話から、海外のおとぎ話、さらには現代のストーリーまで、さまざまなジャンルの絵本が存在しています。
ちなみに、私個人はお姫様が登場するおとぎ話や、妖精や魔法が絡むファンタジーの物語が特に好きでした。
幼少期の私は、絵本を通じて幻想的なファンタジーの世界に心を奪われ、毎晩その物語にわくわくしながら夢を見ていました。
大人になった今でも、お姫様への憧れは変わらず、幼少期に読んだ絵本や物語が心の中に強く刻まれていることを実感しています。
そのため、子どもに読んであげる絵本は、その子が成長する過程で良い影響を与え、楽しい思い出として心に残るようなものが理想的だと感じています。
絵本のそれぞれの特徴
では、絵本には具体的にどのような種類があるのでしょうか?
1. ファンタジーの絵本
夢のようなファンタジーの世界を描写した絵本です。
2. パロディ絵本
著名な作品の一部を巧みに取り替えたユニークな視点で表現されている絵本です。
3. 文字がない絵本
ストーリーが絵だけで展開し、文字が全く書かれていない絵本です。
4. ことば絵本
文字や言葉が重要な役割を担っている絵本です。
5. 詩の絵本
ストーリーが詩によって進行される魅力的な絵本です。
6. 認識絵本
考えることや知識を楽しむことを教えてくれる絵本で、乗り物絵本などが含まれます。
7. 生活絵本
日常生活をテーマにした絵本で、遊びや季節の行事、食べ物、睡眠などについて知ることができるものです。
8. 科学絵本
科学に関する興味深いテーマを扱った絵本です。
9. 写真絵本
写真を用いて表現された、視覚的に楽しい絵本です。
10. 仕掛け絵本
絵が飛び出したり動いたりするなど、さまざまな仕掛けが施された絵本です。
このように、絵本の種類は非常に多岐にわたり、それぞれの絵本が子どもの成長において重要な役割を担っています。
子どもは絵本を通じて多くのことを学ぶため、選ぶ際には子どもの成長に寄与するような絵本を選びたいものですね。
次に、購入を避けるべき絵本についてご紹介します。
買ってはいけない絵本とは?
カラフル、アニメ調の絵本
まず最初に、カラフルすぎたりアニメ調のイラストが使用されている絵本は、あまり推奨されていないようです。
最近の本を見て驚かされたのは、シンデレラやおやゆび姫の王子様が、現代のアニメに出てくるような美男子として描かれていることです。
アニメ調のイラストを否定するつもりはありませんが、昔は登場人物のイラストが物語の世界観に合った柔らかな印象を持っていたため、現在のスタイルの進化には驚かされました。
流行の影響もあるのでしょうね。
しかし、子どもの感性を育むためには、このようなアニメ調のイラストの本はあまり適していないとされています。
昔の物語には、実際にはあんなに派手な色使いや整いすぎたキャラクターはいなかったのですから。
くるくるの棚に入っている絵本
本屋に行くと、くるくる回る棚に置かれている絵本を目にすることがありますが、そこにある絵本はあまりおすすめできません。
実は、事実とは異なる内容を描いたお話の絵本が含まれていることがあるのです。
たとえば、さるかに合戦ではかにさんが死んでしまうはずなのに、生きている設定のものも存在するようです。
本当の物語を知っているなら問題ないかもしれませんが、初めて読む際には正確なストーリーを伝えてあげる方が良いでしょう。
もちろん、くるくるの棚にある絵本すべてが物語と異なるわけではないので、選ぶときにはしっかりと目を通すことをお勧めします。
オチのない絵本
次に、あまりおすすめできないのは、オチのない絵本です。
特にシリーズ物などはその傾向が強いです。
例えば桃太郎では、桃から生まれ、おじいさんとおばあさんに育てられ、鬼退治に行くという明確な起承転結があります。
「人には優しくしなければならない」「悪いことをしたら最後に鬼がやられる」といった教訓は、子どもたちがストーリーを通じて良いことと悪いことを理解する手助けとなります。
したがって、結末がないお話は子どもにとってあまり良い影響を与えないため、購入する際には注意が必要です。
まとめ
これまで、購入を避けるべき絵本についてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?
さて、どの絵本を購入すべきか迷っている方には、まず認識絵本や生活絵本をおすすめしたいと考えています。
子どもたちは、生活習慣を身につけたり、身近な乗り物などに興味を持つことが多いです。
そして、友達との関係が深まる年齢になると、ファンタジー絵本を通じて他者の気持ちを理解したり、何が良くないのかを学ぶことができるようになります。
そのため、子どもの成長に合わせて絵本を選ぶことが最も重要なのです。
この記事があなたにとって、素敵な絵本を選ぶ手助けとなればとても嬉しく思います。
あなたにとって素晴らしい絵本が見つかりますよう、心より願っています。