体に毒?食べてはいけないお菓子とは?


おやつは、手軽に楽しむことができ、非常に美味しいため、つい手が伸びてしまうことがあると思います。しかし、その魅力に負けて頻繁に食べ続けていると、実際には身体に悪影響を及ぼす可能性のあるおやつも存在することをご存じでしょうか?

実際のところ、私たちの食生活においては特に注意が必要な食品があり、それらは生活習慣病やがんのリスクを高める要因となる場合があるのです。そこで、今回は特に気をつけて摂取してほしいおやつの種類について詳しくご紹介いたします。

1. どんなものが身体に毒なのか?

お菓子には多種多様な添加物が含まれていることが一般的であり、また、あまり食べない方が良い成分もいくつか存在します。大切な家族や自分自身の健康を守るためにも、体に良くないものはできるだけ避けたいものですよね。

以下に挙げるお菓子は、特に身体にとって良くないとされるものです。

ポテトチップス

子供の頃から親しまれているポテトチップスですが、その健康への影響を考えると、少し驚くかもしれません。

・発がん性物質が含まれている

・老化を促進する変質した脂質(AGE)〈糖化最終生成物〉

・過剰な脂質

え?本当にそうなの?と驚かれる方も多いと思いますが、ポテトチップスには発がん性物質が含まれているのです。特に、アクリルアミドという成分が問題視されており、ジャガイモを高温で揚げることでこの物質が生成されるのです。

このアクリルアミドは人間のDNAにダメージを与え、発がんのリスクを高める要因となります!

詳しく知りたい方は、以下のサイトを参考にしてください。農林水産省がアクリルアミドの健康影響についてまとめた記事があります。

ご指定のページは見つかりませんでした。:農林水産省

1.2 老化を促進する変質した脂

ほとんどの安価なポテトチップスは質の悪い油を使用しているケースが多く、さらに加熱されることでその油は酸化してしまいます。

酸化した油からは過酸化脂質という有害な物質が発生し、これを摂取することで身体に蓄積されることになります。

アクリルアミドに加えて、有害な物質を体内に取り入れるのは全く良いことではないですよね。また、高温で調理される過程でAGEが急増し、糖化や酸化が進行し、老化を加速させる要因ともなります。本当に避けるべき食べ物です。

AGEについての参考になるサイトも挙げておきますので、ぜひ読んで理解を深めてください。

過剰摂取の原因に!

1日に必要な脂質の摂取量は50gから60g程度とされているのですが、ポテトチップス1袋でその半分近くを摂取してしまうことがあるため、普段の食事内容に応じて過剰摂取の原因となる可能性があるのです。

また、塩分の摂取量についても1日7.5gから6.5g程度が推奨されていますが、ポテトチップスには1gから2gの塩分が含まれているものもありますので、購入時には成分表示をよく確認することをお勧めします。

2. 身体に良くないものその2

次に、体にとってあまり良くないお菓子についてお話しします。

洋菓子・特にケーキ

ポテトチップスに続き、洋菓子もまた多くの人に好まれるデザートです。しかし、これもまた当然ながら、砂糖や添加物が多く含まれているため、身体に良いはずがありません。

悪影響を及ぼす要素は数多くありますが、いくつかに絞ってご紹介します。

・トランス脂肪酸(ショートニング)

お菓子作りをしたことがある方なら耳にしたことがあるかもしれませんが、洋菓子にはショートニングという成分が使われており、実際には使用していないものを探す方が難しいほど、ほとんどの洋菓子に含まれています。

このショートニングはトランス脂肪酸を含んでおり、悪玉コレステロールが増加し、善玉コレステロールが減少するため、心筋梗塞や不妊症などの病気のリスクが高まります。

病院では「食べるプラスチック」や「ゴキブリも食べない油」といった表現がされることもあります。また、WHO(世界保健機関)もトランス脂肪酸の摂取は健康に良くないとし、さまざまな国で規制を設けています。

長くなってしまうので詳細は省略しますが、詳しい情報については下記のサイトをご覧ください。

各国・地域における脂質・トランス脂肪酸の摂取量:農林水産省

・大量に使用された砂糖

これは直感的にわかるかもしれませんが、洋菓子には砂糖が非常に多く使われています。世界的に見て、大人の1日の砂糖の摂取量は25gが推奨されていますが、ショートケーキには30g近くの砂糖が含まれていることもあります。この一つで摂取限度を超えてしまうのです!

普段の生活でしっかりとご飯を食べている方は、砂糖の過剰摂取に陥る可能性が高いです。

過剰摂取を続けると、血糖値が不安定になり、血管が傷む原因となるほか、以下のような健康問題を引き起こすことがあります。

・肥満・糖尿病・うつ病・アルツハイマー・動脈硬化

・肝障害・腎臓病・骨粗鬆症・白髪・肌トラブル etc.

砂糖の摂取には多くの注意が必要で、細かく挙げればキリがないほどです。砂糖依存と呼ばれる病気も存在しますので、気になる方は以下のサイトを参考にし、砂糖について意識を高めると良いでしょう。

https://www.shinjuku-stress.com/column/psychosomatic/suger/

3. まとめ

今回は長文になってしまったため、具体的な例を2つしか挙げられませんでしたが、普段食べているお菓子がどれほど身体に悪影響を及ぼす可能性があるか、少しでも理解していただけたら幸いです。

とはいえ、ストレスが溜まったときや自分へのご褒美としておやつを楽しみたくなる気持ちも非常に理解できます。また、子供にこのことを伝えても理解してもらうのは難しいかもしれません。

日常的にお菓子を食べるのが良くないことは確かですが、食べる時間や献立などに気を使いながら摂取することで、リスクを下げることができると思いますので、これからはおやつを食べる際に意識を持って楽しむように心掛けましょう!

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