
子供が3歳を迎えると、自我がかなりしっかりとしてきます。
この時期になると、片付けをしたくない、食事を食べたくない、
お風呂が嫌だ、寝たくない、遊びたいといった様々な主張をするようになります。
機嫌が悪いと、まるでフルコースのように多様な要求が次から次へと出てくることもありますよね。
実のところ、私も現在3歳の女の子を育てていますが、
彼女はすでに立派な女性らしい顔つきを見せています。
服装は自分で選び、その日のパンツや靴も自分の好みに合わせて決めています。
少しでも気に入らないことがあると拗ねたり、
一日中機嫌が悪いと、周囲に当たり散らすこともあります。
もちろん、私たち親も人間ですので、理解していても、
ついイライラして感情的になってしまうことも少なくありません。
しかし、3歳という大切な時期に、
性格や人としての在り方が形成されているこの時期には、
できる限り怒る回数を減らしたいと考えています。
3歳の女の子が言うことを聞かないことに、
イライラしているママやパパに、
ぜひ試してほしい対処法をお伝えします。
育児は素晴らしい経験であり、愛らしい時期でもあります。
子供と親が共に笑顔で楽しい時間を過ごせるようにしましょう。
3歳になれば想いも通じている。女の子こそコミュニケーションをとってみよう

子供は大人に比べて、まだまだ我慢や自制が難しいことが多いです。
そのため、思い通りにいかないとイライラしたり、駄々をこねることがよく見られます。
理解しているとは思いますが、
これは子供の成長過程において、避けることのできない自然な現象です。
まず、3歳の女の子が言うことを聞かないのは全く普通のことです。
わがままを言うのは当然だと心に留めておいてください。
そして、女の子とのコミュニケーションを
しっかりと行うように心掛けてください。
3歳の女の子とはいえ、彼女たちも女性の一面を持っています。
女性はお話が大好きです。
子供も同じようにおしゃべりを楽しむことが多いですよね。
私の娘は3歳になってから、さらにおしゃべりが増えました。
適当に相槌を打っていると、
「ちょっと!ちゃんと聞いてるの?」と
妻と同じ調子で叱られることもあります。
これが何よりの証拠ですね。
子供がわがままを言い始めたり、
言うことを聞かないなと思ったら、「コラ!」
と叱る前に、一度話し合ってみることをお勧めします。
おもちゃを片付けなかったら、
おもちゃを大切にするために
ちゃんと片付ける理由を説明してあげてください。
寝るのを嫌がったら、しっかりと寝て
明日元気に遊ぶために眠ろう、
と優しく促してあげましょう。
できるだけポジティブな言い回しを心掛けましょう。
鬼が来るよ、お化けが来るよ、という言い方はその場では
効果的かもしれませんが、いずれその効力は薄れてしまいます。
なぜ片付けが必要なのか、
寝ることが大切なのか、
すぐには言うことを聞かないかもしれませんが、
ママとパパが根気強く接すれば、
必ず最後には「うん」と言ってくれるはずです。
3歳児のわがままは成長の証であり育児がうまくいっている証拠でもある

一日中わがままを言われたり、
何を言っても言うことを聞かないと、
私たちも限界を感じることがあります。
私自身、何度娘に怒ったかわからないほどです。
しかし、3歳の女の子がわがままを言うのは、
自我が芽生え、心が成長している証なのです。
そして何より、しっかりと親に甘えることが
できているということは、ママやパパの育児が
順調に進んでいる証拠でもあるのです。
言うことを聞かないことは、
一見、ネガティブに捉えられるかもしれませんが、
相手は社会人のような大人ではありません。
だからこそ、わがままは成長の証であり、
何よりもママとパパの育児が成功している証拠なのです。
家庭内でわがままを言う一方で、
保育園や幼稚園ではいい子にしていることが多いです。
自慢するつもりはありませんが、
うちの娘も保育園では友達に優しく接しており、面倒見も良いと聞きます。
言うことを聞かない、わがままを言う姿は、
保育士さんからは想像できないと言われることもあります。
外では良い子でいる分、
ママとパパには甘えたくなるものです。
「今日も良い子で頑張ったね」と、
たっぷり甘えさせてあげましょう。
同時に自分たちの育児がうまくいっていると実感し、
子供に甘えさせる余裕があるくらいに、
成功しているのだと考えてみてください。
これだけでも、イライラはかなり軽減されるはずです。
さらに、親としての自信を高める要因にもなりますので、ぜひ試してみてください。
極限になったら投げ出してもOK!

さまざまな努力を試みても、
育児は365日休むことなく続きますので、
必ずどこかで限界を迎えることがあります。
3歳のわがままやイヤイヤは、本当に手強い相手です。
どんなに気を引き締めていても、
こちらのイライラが抑えきれなくなることもあるでしょう。
とはいえ、怒鳴ったり、無視するのは避けるべきだと思います。
だからこそ、極限に達したら投げ出しても大丈夫だと考えてください。
片付けをしてほしい、寝てほしいと
何度言っても通じないなら、無理に片付けさせなくても構いませんし、寝ないことも問題にはなりません。
片付けは翌日の朝にまわすか、
仕事から帰ってきたパパに手伝ってもらうのも一つの手です。
食事を食べなければ、子供と一緒にお菓子を楽しむのも良いでしょう。
寝ないのであれば、映画や本を一緒に楽しむのも一案です。
ダメなときはダメです。
こうした日が何度か訪れることは確実です。
そのような時に「頑張らなきゃ」「やらなきゃ」と思い込むことが、逆にマイナスになることもあります。
イライラしたまま子供と接したり、
ちょっとしたことで怒ってしまうことを繰り返すと、
子供もすぐに怒ったりイライラしやすくなります。
そんな姿を子供に見せるくらいなら、
いっそのこと全てを投げ出して、ママらしく、パパらしく
接する方が、子供にとっても良い影響を与えると思います。
完璧である必要は全くありません。
このマインドは、ぜひ覚えておいてほしい大切なポイントです。
3歳の女の子のわがままは心の成長の証。その成長に親も向き合って

子供の成長は多様な形で現れます。
特に3歳のこの時期は、目に見える成長が顕著であるだけでなく、
目に見えない精神的な成長も急速に進行しています。
あれがしたい、これがしたいと、たくさんの主張をしてくれます。
一つ一つの主張にできる限り向き合ってあげることで、
子供のさらなる成長を促すことができます。
同時に、親子の信頼関係を築く良いタイミングでもあります。
ママは私のことを見てくれている、
パパは私のことを大切に思ってくれている、
と感じてもらえたら、これほど嬉しいことはありません。
3歳の女の子が言うことを聞かないことで、
イライラしてしまうこともあるかもしれません。
そんなときには、ここで紹介した対処法を一つずつ試してみてください。
→「子供がいうことを聞かない!イライラすることに疲れ果ててしまっているあなたへ 」の記事はこちら。今すぐチェック!