妊娠中のあなたが、そろそろベビー用品を揃えようと考えている時期ですね。
「何から準備を始めればいいのかな?」
「本当に必要なものは何だろう?」
「どうせなら便利なグッズも取り入れたいな。」
ベビー用品を購入することは、妊娠中の楽しみの一つでもありますよね。
ただし、注意が必要な商品もあるため、気をつけて選ぶ必要があります。
実は、人気のアイテムの中には、時として赤ちゃんに危険をもたらす恐れがあるものも存在するのです。
今回は、特に購入を避けるべき危険なベビーグッズ5選を詳しくご紹介いたします。
その理由や、具体的な対策についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
危険なベビーグッズ
赤ちゃん用の枕
赤ちゃんの頭は非常に柔らかく、特に向きぐせがつくと、頭の形が気になってしまうこともあるでしょう。
「まるい頭にしてあげたい」と思い、赤ちゃん用の枕を購入する方も多いのではないでしょうか。
最近では、布団セットに付属していることもありますよね。
しかし、この赤ちゃん用の枕には、実は危険が潜んでいることがあります。
その一因は、窒息のリスクがあるからです。
赤ちゃん用の枕は一般的に柔らかく作られており、赤ちゃんがうつ伏せになった際に顔が埋もれてしまうことがあります。
自力で動くことができない月齢の赤ちゃんは、その状態から抜け出すことができません。
では、枕を使わない場合、どのようにすれば良いのでしょうか。
赤ちゃんの頭の歪みは、向きぐせによって大きく影響を受けます。
同じ姿勢を採らないように、こまめに向きを変えてあげることが大切です。
また、専門のヘルメット治療などの選択肢もあるので、気になる方はぜひ調べてみてくださいね。
どうしても使用したい場合は、お子さんから目を離さないように心がけましょう。
ベッドガード
ベビーベッドでなかなか寝かせることができないお子さんも多いですよね。
夜の授乳も頻繁にあるため、大人と一緒に寝ている赤ちゃんも少なくありません。
そんな時に使われるのがベッドガードです。
ですが、実はこれも危険なベビーグッズの一つなのです。
「転落を防ぐために付けているのに、どうして危険なの?」と思われるかもしれません。
実際には、ベッドガードとベッドの隙間に赤ちゃんが挟まってしまうリスクがあるのです。
悲しいことに、実際に死亡事故も発生しています。
使用できる月齢に達していないお子さんには、絶対に使用しないようにしましょう。
ぬいぐるみ
赤ちゃんがぬいぐるみと一緒に寝ている姿は、とても愛らしいものです。
あやす時にも便利なぬいぐるみですが、使用方法によっては危険な場合があります。
これは赤ちゃん用の枕と同様に、睡眠時には窒息のリスクが伴います。
ベビーベッドにぬいぐるみを置きたいと思う気持ちは非常に理解できます。
しかし、寝ている間に赤ちゃんが動いた際に、ぬいぐるみが顔にかぶさってしまい、呼吸ができなくなるリスクが考えられます。
ぬいぐるみに限らず、赤ちゃんが眠っている時には顔周りに何も置かないようにすることが安全です。
首浮輪
赤ちゃんと一緒にお風呂に入る際、首浮輪を使って少し待たせるという方法があります。
大人が洗っている間、しっかりと見守っているから大丈夫と考えている方も多いでしょう。
また、SNSで可愛い姿を見かけて、自分の子どもにもやらせたいと思っている方も少なくありません。
しかし、これは非常に危険な行為です。
たとえ数分の間であっても、赤ちゃんが溺れてしまう危険性があります。
さらに、首浮輪が赤ちゃんの首に巻きついている状態では、神経や血管が集まっています。
赤ちゃんの皮膚はとても柔らかく、頻繁に使用することで他の危険も考えられます。
便利なアイテムではありますが、安易な使用は避けるべきです。
熱さまシート
赤ちゃんや小さなお子さんは、よく熱を出すことがありますよね。
「熱が出た時には、冷えピタが有効!」と思われる方も多いのではないでしょうか?
しかし、これも危険を伴います。
「赤ちゃん用や子ども用の熱さまシートを使っているから安心」と思っていても、リスクが存在します。
特に、1歳未満のお子さんには使用しない方が望ましいと言われています。
赤ちゃん用や子ども用のシートは、粘着が強く剥がれにくい仕様が多いため、何かの拍子でズレてしまうと窒息の危険性が生じます。
熱が出て熱さまシートを使う際は、目を離さないように心がけましょう。
体温を下げるには、ガーゼなどで包んだ保冷剤を脇や足の付け根に当てるのが効果的です。
おすすめサービス
赤ちゃんに必要なベビー用品は何か、わかりにくいことも多いですよね。
特に、赤ちゃんによってその使用頻度は異なります。
「せっかく購入したのに全く使わなかった」
「SNSで人気だったのに、うちの子には合わなかった」
こういったこともあるでしょう。
高価な商品や大型のアイテムでは、特に失敗したくないものです。
そんな時におすすめなのが、ベビーグッズのレンタルサービスです。
ベビーベッドやチャイルドシート、バス用品など、様々な商品の取り扱いがありますので、レンタルを検討するのも良い選択肢です。
利用者の口コミも確認できるため、非常に便利ですよ。
まとめ
今回は、購入を避けるべきベビーグッズを5つご紹介しました。
他にも、赤ちゃんが暮らす環境には様々な危険が潜んでいます。
安全のために購入したはずのアイテムが、実は危険なものだったということもあり得ます。
・本当に必要なものだけを事前に購入する
・その他のアイテムは、必要が生じたら購入する
・ベビー用品のレンタルサービスを利用する
このようなアプローチで、安全に、そして経済的にベビー用品を揃えていくことを検討してみてはいかがでしょうか。