
顔の肉は、本当に落ちにくい部位ですよね。
ダイエットをして全身がスリムになったとしても、頬の肉だけは変わらず残っているということがよくあります。
顔がふっくらしていると、実際には体重が増えていないにもかかわらず、
周囲に太った印象を与えてしまうことが少なくありません。
これは本当に困りものですよね。
ただし、そんな顔の肉も日常生活の中で少し意識することで、
改善することが可能です。
食事制限やハードな運動を毎日続けるよりも、ずっと取り組みやすい方法です。
これはぜひ実践してみたいですね!
顔に肉がつきやすくなる原因

では、顔に肉がついてしまう原因は一体何なのでしょうか。
それは、あなたの日常生活における行動や習慣が影響している可能性があるのです…。
●表情筋が衰えている
毎日使う体の筋肉とは異なり、顔の筋肉はあまり使用されていないのが実情です。
そのため、表情筋の力が弱まってしまい、リンパの流れが滞ったり、
老廃物が蓄積されることで、顔に脂肪がつきやすくなってしまうのです。
さらに、私たちが普段使っている日本語は、英語などの他の言語に比べて、
あまり筋肉を使わずに話せるのです。
実際、英語を話す際には顔の筋肉を60〜80%も使っていると言われています。
それに対して、日本語を話す際には20〜30%程度しか筋肉を使えていない
というデータが存在します。
これは実に驚くべき事実ですね。
また、日本人は「空気を読む」ことが得意です。
積極的に自分の意思を伝えたり、大きなリアクションをすることが、
外国人に比べて少なくなりがちなのかもしれません。
外国の方々には美しい輪郭を持つ人が多いのも、こうした理由が影響しているのでしょうか。
●姿勢が悪い
スマートフォンを頻繁に使い、常に下を向いている人や猫背の姿勢の人は、
体の歪みをもたらすことがあります。
顔は体とつながっているため、体の歪みが顔の歪みにもつながり、
むくみの要因となります。
足を組む癖がある人や、片方の足に体重をかける人、
片側だけで食べ物を噛む癖のある人も、むくみを引き起こす原因となることがあります。
●歯ぎしりをする癖がある
歯ぎしりや異常に硬い食べ物を好む人は、顎の周りの筋肉が
過剰に発達してしまうことがあります。
普通に筋肉を使うことは良いことですが、過剰に使いすぎるとエラが張り、
結果として顔が大きく見える原因となります。
筋肉が全くないのも不健康ですが、鍛えすぎるのも問題ですね。
●ストレスが溜まっている
ストレスを感じやすい人は、生活習慣が乱れやすい傾向にあります。
生活習慣が崩れると体重が増加し、その結果、顔もふっくらとしやすくなりますよね。
また、ストレスが原因でアルコールを摂取することが多い人も、むくみを
引き起こす可能性があると言われています。
顔の肉を落とす体操をしよう!

顔の肉を落とすためには、まずは生活習慣を見直し、顔の筋肉を鍛えることが非常に重要です。
隙間時間を利用して手軽に行えることばかりですので、努力を重ねて
小顔を目指しましょう!
あいうえお体操
非常にシンプルでよく知られているのが「あいうえお体操」です。
その名の通り、口を大きく開けながら「あ、い、う、え、お」と
口の形を作るエクササイズです。
「あ」の時には大きく口を開け、まるで欠伸をしているかのようにし、「い」では口を横に
広げ、「う」の際にはその口を中心に集めるイメージで行います。
「え」の時には中心に集まった口の緊張をほぐし、「お」で縦に口を伸ばします。
最後に頬を膨らませて3〜5秒キープします。
この一連の動作を10回繰り返すことを1セットとし、
1日に2〜3セット行うと、効果が期待できるでしょう。
舌回し
舌を伸ばし、口の中で大きな円を描くようにグルグル回すエクササイズです。
非常にシンプルなため、空いている時間に続けることで効果が実感できるでしょう。
右回転10回、左回転10回を1セットとして、毎日1セット以上行うことが望ましいです。
うんぱに体操
あいうえお体操と似ていますが、こちらは口だけでなく目や眉などの
顔全体を使うことがポイントです。
まずは、中心に集めるイメージで口を「う」の形にします。
その際、目は大きく見開いてください。
次に「ん」の時には口をしっかりと結び、目をぎゅっと閉じます。
「ん」で緊張した顔を「ぱ」の時に口と目を大きく開くことでリラックスさせます。
最後の「に」では口角を上げて、笑顔を作ります。
このエクササイズも10回で1セットとし、1日に2〜3回行うと非常に効果的です。
マッサージで顔の肉をほぐす!

体操と並行して行うのが効果的なのが、リンパマッサージやエクササイズです。
顔が大きく見える原因がむくみである場合、リンパを流し、
軽いマッサージを行うことで即効的に改善できます。
口周り、首周りの筋肉をほぐす
まずは口周りの筋肉をほぐしていきましょう。
口をすぼめるように内側に巻き込みます。
まるでヒヨコのようなイメージで、
5秒キープした後、ゆっくりと「あ、い、う、え、お」と
口の形を順に作っていきます。
次に、首を左右に倒し、
その後ゆっくりと首を回します。
ほぐれる感覚が得られるまで、時計回りと反時計回りを交互に繰り返してください。
リンパマッサージ
筋肉がほぐれたら、次はリンパマッサージを行います。
リンパのツボは耳の周りに多く存在しています。
まずは耳の後ろを5回押してみましょう。
その後、親指を使って首筋に沿って鎖骨まで滑らせ、鎖骨の内側から
外側に流す感覚でマッサージを行います。
反対側も同様に行ってください。
お風呂の中で行うと、より効果が高まると思います。
まとめ
短い隙間時間やお風呂の時間を利用して行える体操やマッサージは、
厳しいダイエットよりも続けやすいと感じるでしょう。
無理をせずに継続して、小顔美人を目指しましょう♡
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