
もしも自分がうつ病の可能性があると少しでも感じたなら、
その症状を無視することは絶対に避けるべきです。
仮に後になってうつ病ではなかったと判明したとしても、
それが良い結果だったと受け止めることもできますが、
最も重要なのは、症状が進行することで命に関わる事態を引き起こす可能性があるということです。
うつ病は、あえて言うならば、癌のように深刻な疾患の一つと捉えられるでしょう。
早期に適切な対処を行うことで、救われる可能性が格段に高まります。
逆に、その症状を放置しておくと、日常生活がどれほど困難になるかは、想像を絶するものがあります。
うつ病と向き合わずに我慢しても、決して良い結果には結びつかないのです。
さて、具体的にどのような症状がうつ病の兆候として現れるのか、簡単なセルフチェックを行ってみましょう。
要注意!うつ病の症状とは?!(診断基準1)

まず最初に、症状の判断基準の1を確認していきましょう。
・常に憂うつな気分や、気分が落ち込んでいる
・以前のような興味や喜びを感じることができない
これらのうち、どちらか一つでも該当する場合は、あなたにはうつ病の疑いがあると考えられます。
「なんだか以前とは違う自分を感じている…」
そう思うのであれば、これらの症状が当てはまる可能性があると捉えてください。
この症状は非常に曖昧であり、もし当てはまるとしても確信を持てない場合もあるかもしれません。
ただし、「当てはまらない!」と明確に感じることができないのであれば、注意が必要です。
要注意!うつ病の症状とは?!(診断基準2)

次に、診断基準の2を見てみましょう。
・食欲に異常な変化がある
・睡眠パターンが異常である
・常に落ち着かず、身体が重だるく感じる
・疲れやすさが目立つ
・自己否定感を強く抱く
・思考力や集中力が著しく低下する
・死にたいという気持ちが湧き上がる
これらの症状の中で、5つ以上が当てはまる場合、
セルフチェックの段階においては、うつ病の可能性が高いと評価されるでしょう。
食欲に関しては、異常に増加したり減少したりすることも、病的な兆候と考えられます。
また、睡眠については、寝つきが悪い、または夜中に目が覚めてしまうという症状が見られる場合、
非常に注意が必要です。たとえうつ病でなかったとしても、健康的な状態とは言えないため、
放置することは避けるべきです。
もし、5つ以上の症状が当てはまらなかった場合でも、
特に強く感じる症状が存在するなら、専門医との相談を強くお勧めします。
職場や家庭環境に心当たりがある場合は、
なおさら正確な診断が重要となります。
以上がセルフチェックの一つの方法です。
うつ病に関する診断については、インターネット上で多くのサイトが情報を提供しています。
専門のクリニックによるセルフチェックも実施されていますので、
気軽に試すことができるため、必要に応じて、
他のサイトでもチェックを行ってみることをお勧めします。
どのサイトの内容も大きくは変わらないため、
一つの診断結果で十分であると考えても問題ありません。
セルフチェックでうつ病と診断されたら、専門機関へ

セルフチェックの結果、うつ病の疑いがあると思われる場合は、
ぜひ近くの専門医療機関を訪れてみることをお勧めします。
近隣の総合病院や専門クリニックなどが適しているでしょう。
行ったことがない医療機関に対して不安を感じるかもしれませんが、
その必要は全くありません。
耳の異常を感じて耳鼻科に行くことや、歯が痛むときに歯医者に行くのと、
何ら変わりはないのです。
うつ病は一つの病気です。仕事を続けるためにも
まずは治療を受けることが大切です。
うつ病のような症状を少しでも感じたのなら、放置することは絶対に避けるべきです。
セルフチェックは無料で簡単に行えるものですので、まずは実施してみてください。
セルフチェックを行い、自分がうつ病である可能性が高いと感じたなら、
専門機関を訪れて正確な診断を受けることをお勧めします。
休日に診断を受けられる医療機関も存在しますが、もしうつ病の疑いが強いのであれば、
仕事を休んで、ぜひ医療機関に足を運ぶことをお勧めします。
実は、私も仕事のストレスが原因でうつ病になった経験があります。
これは私の個人的な意見ですが、もし有給が取りづらい環境にいるのであれば、
なおさら慎重に考えるべきだと感じています。
・有給申請の際に、上司や同僚から理由を尋ねられることが多い
・身内の不幸や特別な理由がない限り、有給を使いたくない、または使えない
もしこのような状況に当てはまるのであれば、
あなたはブラック企業で働いている可能性が高いと考えられます。
もし仕事が原因で元気を失っているのなら、あなた自身を責める必要はありません。
過剰な残業や厳しい人間関係が原因で、ミスが増えたり、できることまで難しくなることはよくあることです。
ですので、「自分はダメなのか?」と悩むのではなく、
「自分はもしかしたらうつ病かもしれない」と考える方が適切なのです。
例えるなら、くしゃみや咳が出るときに「自分はうるさい人間かな?」と思うのではなく、
「自分は風邪かもしれない」と考えるのが自然であり、
適切に対処することが重要です。
また、気分をリフレッシュするための時間を持つことも非常に大切です。
趣味や温泉などのレジャーに時間を使うことも良いと思います。
私の経験から言うと、休日出勤が多く、
私に用事があると知った途端、
あえてその日に出勤させようとする上司がいた職場がありました。
転職して振り返ると、その職場環境は非常に劣悪であったと感じます。
もしあなたが現在の職場をブラック企業だと感じているのであれば、
うつ病になりやすい環境にいる可能性が高いです。
まとめ
今回ご紹介した症状が自分に当てはまるかどうか、ぜひ考えてみてください。
そして、うつ病の症状が自分に該当するかもしれないと感じた場合は、
専門の医師や医療機関に気軽に相談してみることをお勧めします。
もしも、うつ病ではなかったとしても、それはそれで全く問題ありません。
強調したいのは、
放置だけは絶対にしないでください!ということです。
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