
現在、共働き世帯の増加や健康問題の影響、
さらに仕事環境の多様性が進展している中で、
自宅で勤務する人々が年々増加しています。
自宅で働けるということは、
子育てや家事を行いながらでも、仕事を継続しやすくなりますし、
自身のライフスタイルや家族のスケジュールに合わせやすくなることでしょう。
ただし、全てが自己責任であるため、
納期や締め切りについては、より一層注意深く
管理する必要がありますね。
さて、皆さんはどのような仕事が
「自宅でできるもの」として考えられているか、
ご存知でしょうか?
今、在宅で働きたいと考えている方は
非常に多いのではないかと思います。
そこで今回は、雇用形態ごとに自宅でできる職業について、
詳しくご紹介していきたいと考えています。
雇用形態別 家でできる職業

ここでは、正社員、アルバイト、フリーランスという
異なる雇用形態別に、在宅でできる職業を紹介していきます。
正社員として働く
今の時代において、通常の正社員としての雇用と同じように、
お給料を得ることができる在宅の仕事が非常に増えています。
固定給や出来高制など、さまざまな形態があり、
自分に合った働き方を見つけることができるでしょう。
現在、人気の職種としては、ライター、採点業務、
電話応対、翻訳、カスタマーサポート、
保険業務、PCを使った事務職などが挙げられます。
一般企業と変わらない職務内容であることが多いのが特徴です。
しかしながら、在宅で仕事をする際には、
インターネット環境を整えることが必要不可欠です。
さらに、ITに強い方や専門的な知識を持っている方は、
正社員としての在宅勤務がよりスムーズに進むでしょう。
パナソニックや日産自動車、資生堂などの
大手企業でも在宅勤務の職員を募集している場合があるので、
興味がある方は、ぜひ求人情報を確認してみてください。
バイト・パートとして働く
時給や出来高制の仕事を望む方は、
アルバイトやパートタイムの在宅仕事を探すのが適しているかもしれません。
アンケートモニターやライティング、
コールセンター業務、データ入力など、
多様な職種が存在しています。
隙間時間を利用して行える業務から、
自宅でじっくりと取り組めるものまで、幅広く用意されています。
特に子育てや介護で忙しい主婦の方、
学業との両立を望む学生の方には、
非常に適した仕事かもしれません。
フリーランスとして働く
フリーランスとは「業務委託」を意味し、
企業に属さずに仕事を受けて、
その仕事を納品して報酬を得る働き方を指します。
主に「クラウドソーシングサイト」を利用して、
仕事の受注、納品、検収を行うことが一般的です。
現在ではクラウドワークスやランサーズなど、
多くのクラウドソーシングサイトが存在し、
仕事を得ることが容易になっています。
ライティング、デザイン、データ入力、
システム開発など、さまざまな仕事があり、
自分の得意とする分野を選ぶことが可能です。
報酬は仕事によって異なりますが、
努力次第でより多くの報酬を得られることや、
高単価の案件について交渉することもできる場合もあります。
他の雇用形態と比べて、自分の条件に合った仕事を
見つけやすく、無理なく働くことができるでしょう。
家で仕事をすることのメリット・デメリットについて

冒頭でも少し触れましたが、
自宅で仕事をする際には、通常の勤務形態と比べて
いくつかのメリットとデメリットが存在します。
◎メリット
・自分の好きな時間に働ける
自宅で仕事をする場合、出社や退社の時間が気にならないため、
時間に縛られることがなくなります。ただし、
納期や締切は存在するため、その点には注意が必要です。
・通勤がない
会社への移動時間は、多くの人にとって意外と大きな負担となります。
その時間を省くことで、
より余裕のある生活を送ることができるようになります。
また、公共交通機関を利用する必要がないため、
朝の通勤時に感じるストレスからも解放されるでしょう。
・人間関係が煩わしくない
在宅勤務では、対面でのコミュニケーションがほとんど電話やメールで行われるため、
上司や同僚、先輩との煩わしい人間関係が軽減されます。
飲み会や忘年会などの面倒な行事にも参加しなくて済み、
全体的に人との関わりが少なくなり、
ストレスを感じる機会も減るでしょう。
◎デメリット
・仕事をしていないと誤解されることがある
常に自宅で作業をしているため、
家族や近所の方からは、仕事をしていない人や、
専業主婦(主夫)だと見なされてしまうことがしばしばあります。
気にしない方には問題ありませんが、
周囲の目を気にする方は、しっかりと対策を講じたり、
説明を行う必要があるかもしれません。
また、在宅勤務をしていると、
暇だと思われることが多いため、
余計な仕事や地域活動の手伝いを
押し付けられることも少なくありません。
・集中力が欠けることがある
自宅では、会社とは異なり、ゲームやテレビなどの
気を散らす要因が多く存在します。そのため、
自分に甘くなり、仕事に集中できないことがあるようです。
さらに、家族や子供がいる場合は、静かな環境が得られないことが
多いのも一因かもしれません。
自身をしっかりと管理し、余計な時間を
使わないようにすることが、在宅勤務の成功の秘訣となるでしょう。
最後に

今回は、自宅でできる仕事のメリットやデメリット、
並びにその職業について皆さんにお伝えしました。
現在、家で働きたいと考えている方は非常に多いことでしょう。
この記事をきっかけに、
自らの仕事について見直す良い機会かもしれません。
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