
群馬県前橋市で毎年開催される千本桜まつりは、桜の季節を象徴する素晴らしいイベントとして知られています。
この地域は群馬県内でも特に有名な桜の名所として名高く、
「日本さくら名所百選」にも選出されるほどの高い評価を得ており、
毎年、多くの観光客が訪れ、賑わいを見せています。
千本桜という名称は、その名の通り、
1400本以上の桜が並ぶ美しい桜並木が広がり、圧倒的な美しさと迫力を感じることができます!
桜が満開になる時期には、全長3.5kmにも及ぶ壮大な
桜のトンネルを実際に体感できるという魅力があります。
遊歩道では、市道の両側に植えられたソメイヨシノのトンネルがあり、その長さは約1.3kmに及びます。
歩くだけで自然の壮大さに心を奪われることでしょう!これは絶対に見逃してはいけません!
今回は桜まつりの見どころや開花時期、
アクセス方法や駐車場、渋滞状況についても
詳しくお伝えしていきますので、ぜひお楽しみに!
桜の見頃、開花状況は?

この敷地内には、なんと37品種もの桜が植えられているとのことです。
桜にはこれほど多くの種類が存在するのですね。
それぞれの品種によって開花時期が異なるため、
代表的な桜の品種について、例年の開花時期や見頃を見ていきましょう!
◆シダレザクラ 開花:3月下旬 見頃:4月上旬まで
◆ウスズミザクラ 開花:3月下旬 見頃:4月上旬まで
◆カンヒザクラ 開花:3月下旬 見頃:4月上旬まで
◆ソメイヨシノ 開花:4月上旬 見頃:4月中旬まで
◆八重桜 開花:4月上旬 見頃:4月中旬まで
◆芝桜 開花:4月上旬 見頃:4月中旬~下旬まで
特に、見頃を迎えると一際賑わいを見せるのがソメイヨシノです。
さらに、広大な敷地内には15万株もの芝桜も同時期に見頃を迎えます!
さまざまな色合いのピンクが織りなす風景は、
訪れる人々を飽きさせることがなく、心を惹きつけます。
加えて、隣接する「みやぎ千本桜の森」では菜の花と桜の美しい競演も楽しめます。
目の前に広がる美しい光景に、
心を奪われること間違いありません!
ただし、桜の開花時期は年によって異なり、最近では異常気象の影響もあり、
なかなか満開の状態に巡り合うことが難しいのが実情です。
実際、2018年の桜まつりでは、予想外の早咲きがあり、
春の嵐によってすぐに散ってしまったために、
まつり前に満開を迎えてしまい、開催期間が短くなるということもありました。
まつりを心待ちにしている方々が、どうしても満開を見逃したくない!
そんな時には、公式サイトで配信されている
開花状況のライブ映像や、公式Twitterが非常に役立ちます!
ぜひ、チェックしてみてください↓↓
さくら祭り開催場所は?

(21:00まで夜間のライトアップも行われています)駐車場への入庫は21:00まで可能です。
※例年、桜の開花状況に応じて開催期間が変動することがあるため、
最新情報を事前に確認しておくことをお勧めいたします。
※桜まつりの期間中には、桜のトンネルの中に多くの屋台が出店し、
地元のグルメや特産品などを楽しめるふれあい物産市や、
ステージパフォーマンス、大道芸など様々なイベントが開催されます。
1.お天気の良い日にはピクニックもオススメ!
芝桜のエリアには広場があり、
レジャーシートを広げてピクニックを楽しむことができ、
家族連れでもゆったりとくつろげる
スペースが用意されています。
※桜や菜の花を眺めながら食事を楽しむことができるという点でも人気のスポットです。
土日祝日には混雑することが多いため、
屋台や桜の近くは早めに場所を確保することが必要です。
特に10時から15時の時間帯は、例年多くの人で賑わいます。
2.夜桜も楽しむことができるんです!
また、日が暮れると桜がライトアップされ、
美しい夜桜を楽しむことができます!
千本桜まつりの開催期間中は、
夕方から夜21時半までライトアップが行われ、夜桜の観賞が楽しめます。
出店は例年18:00まで営業しています。
※ライトアップの時間は、桜の開花状況や天候によって前後することがありますので、
事前にご確認ください。
3.桜まつりの期間には行けないけれど桜を観に行きたい!
桜まつりの開催期間以外でも、
イベントはありませんが、桜を観賞することは可能です。
桜の開花は予測が難しく、満開の状態は一瞬のことです。
そのため、桜が咲いているのにまつりは来週からということもありますし、
逆に桜がまだ開花しているのにまつりの時期が
終わってしまうこともあります。
まつり前に満開を迎えてしまった年には、
まつりが行われないのに大渋滞が発生したこともありました。
まつり期間中は仮設トイレの使用ができませんが、
やはり桜は満開の時に見たいものですね。
車でのアクセスは?渋滞は大丈夫?

群馬県では車での移動が主流であるため、公共交通機関よりも
車を利用することをお勧めいたします!
◆千本桜の住所:前橋市苗々島町2511-2
北関東自動車道を利用し、伊勢崎ICで降りてから約30分、
または関越自動車道から赤城ICを利用して約40分の距離です。
ただし、満開のシーズンには国道353号線が大渋滞を引き起こすことがあります・・・。
1〜2時間かかることも珍しくありません。
カーナビなどでは国道353号線を案内されることが多いですが、
その場合、県道102号経由で南側の道からアクセスした方が、
スムーズに駐車場へ到着することができます。
また、10時以降はかなり混雑するため、
できるだけ9時頃までに駐車できると良いでしょう。
いずれにしても、桜の開花は予測が難しく、
咲いている時期の週末は渋滞が避けられないため、
時間に余裕を持って出かけることをお勧めします。
前橋まるごとガイド公式サイトには詳しいアクセス情報が
掲載されていますので、ぜひ参考にしてください。
気になる駐車場は?

◆総駐車可能台数は990台(バス用は第四駐車場に20台分)
入庫可能時刻は08:00〜21:30で、閉鎖は22:00です。
さすが自動車大国の群馬県ですね。
駐車スペースは十分に確保されています。
しかし、それでも満開のシーズンには
空き待ちが発生するほどの賑わいを見せます。
◆駐車料金:普通車(三輪も含む)は500円、
バイクは200円となります。
渋滞を抜けてやっと駐車場に到着したと思ったら、
おまつり期間中には誘導員がいて、
駐車場所に困ることはありません。
途中の道沿いには小さな駐車場もいくつかありますが、
すぐに埋まってしまうことが多いです。
遠い場所にあることも多いので、徒歩でも良いという方は、
空いていればラッキーですね。
とはいえ、混雑することが予想されます。車からも道路沿いの桜が見えるのですが、
車内での滞在時間はできるだけ短くしたいものです・・・。
駐車場は8時から開いているので、早めに来ると良いでしょう。
車以外のアクセス方法は?

公共交通機関を使って訪れることももちろん可能です。
①上越・北陸新幹線で高崎駅に乗り換え、そこから両毛線に乗車して前橋駅下車
②上毛電鉄中央前橋駅まで徒歩15分
③上毛電鉄中央前橋駅から大胡駅下車し、大胡駅前からふるさとバスで約20分
電力中央研究所前下車、徒歩5分
千本桜まつりの期間中は、以下の駅から
【周遊バス 赤城南麓 花めぐり号】が運行されています。
◆JR前橋駅(毎日運行) ◆東武鉄道赤城駅(土日のみ運行)
運賃(一日乗降フリー乗車券、当日のみ有効) 大人1500円 小人750円
周遊バスの時刻表は、前橋まるごとガイド公式サイトでご確認ください。
さらに、花めぐり号を利用すると特典があります!
乗車券を提示することで、「カネコ種苗ぐんまフラワーパーク」
の入園料(720円)が無料になります!
赤城南面千本桜と合わせて、ぜひお楽しみいただければと思います!
まとめ
ここまで赤城南面千本桜まつりについて詳しくご紹介いたしました!
いかがでしたでしょうか?
桜は咲いては散ってしまう儚い存在だからこそ、
せっかくなら満開の桜を目にしたいと思いますよね!
そろそろ桜が美しく咲く頃かな?と思ったら、
ぜひ赤城南面千本桜を思い出して訪れてみてください。
一度は目にする価値のある絶景です!