③買ってはいけない便秘薬!便秘薬の誤選択でイタイ思いをします・・

日本人の食物繊維の摂取量は、他国と比べて非常に少ないという現状があります。

そのため、便秘に悩む人々の数が非常に多くなっているのが現実です。

多くの方々が便秘を解消するために、あまり薬に頼りたくないと考えているため、さまざまな方法を試みることが多いでしょう。

それでも、なかなか便秘が改善されない場合、腹部の張りや吐き気といった不快な症状が現れることがありますので、早急に対処しないと辛い思いをすることになります。

こうした状況に追い込まれると、やむを得ず便秘薬に頼ることになってしまいますが、便秘薬には実に多くの種類があることをご存じでしょうか?

便秘薬の選択を誤ってしまうと、間違った薬を使用することで、痛い目に遭う可能性が非常に高いのです。

今回の記事では、絶対に購入してはいけない便秘薬の特徴、便秘薬との正しい付き合い方、自分に合った便秘薬の選び方、さらに便秘を解消するための多様な方法について詳しくご紹介していきます。

買ってはいけない便秘薬とは?


買ってはいけない便秘薬とは、言うまでもなく「自分に合わない便秘薬」を指します。

では、自分に合わない便秘薬とは具体的にどのようなことを意味するのでしょうか?

便秘になるには、それなりの理由が存在していることを理解することが重要です。

その便秘の原因によって、効果的な薬の種類も異なってくることを理解する必要があります。

私自身も以前はこの点に関して誤解があったことがありますが、まず最初に、最も多い間違いの例を紹介したいと思います。

水分不足が原因で便秘になっているのに、腸の運動を活性化させる便秘薬を使う
これが最も多く見られるパターンです。
このような誤った選択をすると、どのような結果になるかというと、「腹痛」に悩まされる羽目になります(笑)
 
実際には、水分をもっと摂取することで解消できるタイプの便秘の場合、水分を補給し、滞留して固まった便を柔らかくする便秘薬が適しています。
 
このような便秘薬は、一般的には腹痛を引き起こすことが少ないのです。
 
それにも関わらず、刺激性の強い便秘薬を服用すると、腸が普段以上に活発に動くよう指示されるため、ひどい痛みを感じることになってしまいます。
このような状況は、決して自然なお通じとは言えないものです(笑)
 
また、その逆のケースも存在します。
腸の動きが悪いことが原因で便秘になっているのに、水分を与えるタイプの便秘薬を使用するという場合です。
 
この場合、前述したパターンのような痛みは伴わないものの、便秘自体は解消されないという結果になります。
つまり、薬を飲む意味が全くなくなってしまうのです。
 
現在では、便秘薬と一口に言っても多様な種類が存在しています。
自分に合った便秘薬を選ばなければ、便秘が解消されないだけでなく、痛みを伴うことになってしまいます。

便秘薬との付き合い方と自分に合った便秘薬の選択

便秘薬はできるだけ飲まずに自然なお通じがあった方が良いという前提を持つことが非常に重要です。

便秘薬を常用していると、出るはずの便が便秘薬がないと出なくなるという悪循環に陥る可能性もあるのです。

そのため、まずは食物繊維をしっかり摂取し、腸周りの筋肉を鍛え、運動を日常生活に取り入れるなど、実践できることから始めてみるべきです。それから薬に頼ることを考えると良いでしょう。

さらに、自分に合った便秘薬の選択も非常に大切です。

便秘薬には、刺激性の強いもの、水分を与えるだけのもの、便を柔らかくするもの、腸の運動を促すものなど、さまざまな種類が存在します。

刺激性のものや腸の運動を促すものは、基本的に腹痛を伴う副作用が強い傾向があります。

そのため、パッケージに記載されている通り、まずは一つの薬を試してみて、だいたいどれくらいの量が自分に適しているかを見極める必要があります。

ちなみに、刺激性の便秘薬を使用する際、私の場合は一錠飲むことで次の日に少し腹痛を伴う程度の反応があり、便秘が解消されることが多いです。

しかし、私の妹は4錠飲んでようやく効果が出てくるようで、その際は痛みもない程度だそうです。

でも妹も最初は1錠から始めていたので、徐々に量が増えていったのだと思います。

この点は特に注意が必要なポイントでもありますね。

自分に合った便秘薬の選択、自分に適した量、そしてその付き合い方を見極めて、便秘薬に頼りすぎないようにしたいものです。

便秘解消方法の伝授!

前述の通り、便秘解消には、まず便秘薬に頼る前に自分の力で解決することが望ましいのです。

できることを実践しようとお伝えしましたので、再度やれることに取り組んでみてください!

①毎朝、起きてすぐに白湯を飲む
②一日800歩歩く、もしくはそれ相応の運動をする
③3食きちんと食べる、炭水化物を抜かない
④れんこん、かぼちゃ、芋類、海藻類、ネバネバ系の食品を多く摂取する
⑤毎日ヨーグルトを食べる
⑥水分を一日1ℓは摂取する
⑦ストレスを溜め込まない
⑧毎朝必ずトイレに行く習慣を身につける
これらの8つの方法を試し、1週間様子を見ながら、全く反応がなさそうであれば便秘薬を使用するというサイクルを作りましょう。
 
あくまで生活習慣の改善を優先することを忘れないでくださいね。
 

まとめ

便秘薬には、刺激性の強いものや水分を補うもの、便を柔らかくするものなど、それぞれ異なる役割を持つ薬があります。

自分の便秘のタイプに合わない薬を使ってしまうと、痛い思いをすることになります。

自分に合わない便秘薬は、絶対に購入してはいけません。

また、便秘薬に頼る前に、食生活の見直しや運動、そして水分摂取といった自力でできることをまず試みることが大切です。

薬に頼り始めてしまうと、薬がなければ便が出ないという悪循環に陥る可能性があるため、注意が必要です。

その結果、薬の量がどんどん増えてしまうことにもなりかねませんので、できるだけ生活習慣の改善によって便秘を解消できるよう努めることが重要です。

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